BSA後期コース

激しい環境変化と厳しい成熟市場の中で勝ち続ける経営の理論を学ぶ。美容サービス業で成功するための仕組みを紐解き、経営の三本柱であるヒト、モノ、カネに加えてサービスマネジメントの仕組み、ブランディングを展開するためのセオリーを学ぶ

人財と組織管理

年々深刻化する人のマネジメントを理解し、
組織をどのように動かしていくかを学ぶ。

美容サービス業界において人に関する経営課題は年々深刻化しています。また企業の規模も拡大する中で、経営者ひとりの範疇を超え「思い」や「気持ち」だけでは組織は動かなくなってきています。この授業では組織行動論と人的資源管理論に分けて人のマネジメントを考えていきます。組織行動論では個人が組織を動かす為に必要なリーダーシップとマネジメント、エンパワーメント、モチベーション、チームマネジメントを学び、スーパーバイザー(又は経営幹部)が自社で今後どのようなリーダーが適切かを考えます。人的資源管理論では仕組みの中で組織をどう動かしていくか、組織構造、人事制度、制度と運用について学び、ヒトのマネジメントと戦略との整合性を考えます。これまで行ってきたヒトのマネジメントを振り返りながら今後、自社でどう取り組んでいくか理論と実践を交えながら行って行きます。

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顧客満足度調査

「新規顧客を開拓する度に顧客を失う店」は少なくない。
必要なのは顧客「不」満足度調査で本当の顧客の声を知ること。

 新規顧客の開拓に要する費用は、現在の顧客に再来店して頂くためにかける経費の約8倍。その上で値引き合戦では・・・衰退?消滅?また満足度調査で点数が毎年上昇。なのに、「業績は低迷ないしは下降線!?」何のための調査なのか? 「どのようにすれば売上げが上がるか、どんな売り方をすれば業績が向上するか?」の発想は店舗第一主義。だから成果は得られません。「CSM=顧客満足経営」では、「顧客のことが分からずに顧客に満足提供はできない」セオリーから、顧客の本音を知ることがスタートとなります。主として顧客の「グチ」「困っていること」「不満」「要望」を把握し、これを解決すると業績向上につながることは多くの実績が示す通りです。これが「顧客『不』満足度調査」。「業績=顧客の支持率達成!」の基盤です。理論と実践の取組み方を事例と共に解説します。

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地理情報システム

性能の高い魚群探知機を持つことで、
集客はもっと容易効率的になる。

美容サービス業は、別名『ハコモノビジネス』と呼ばれ、提供物が無形な為にとにかく1日の稼働率すなわち集客が重要です。これまでのようなテナントありきの経営判断では自然集客はままならず、また近隣に美容室が増え続ける状況下で過剰なフリーペーパーや宣伝広告費が利益を圧迫しています。
地理情報システム(GIS)の授業では、国が提供する各種統計データに加え、民間で開発した所得やライフスタイルデータ、更には駅やスーパー、美容室等1店1店に至るまでキメ細かで、しかも精度の高いデータを地図に落とす事で経営に役立つ情報を得ることを学びます。
また、自社の顧客を地図に反映させる事で実勢商圏を正確に把握し、マーケティング授業で学ぶ理論を実践させてます。勘や経験に頼る集客の考え方から脱却し、データに基づいた集客の考え方を身につけます。

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地理情報理論

とりこぼしなく自店商圏を理解し、
集客について理論的考察する。

地理情報理論の講義は「店舗経営と空間競争」と「GISを利用した集客圏分析」で構成されています。「店舗経営と空間競争」では、店舗の利益関数を学ぶとともに、到達範囲や立地限界人口の概念から店舗の存立条件を理解します。また、空間競争の考え方を学習します。「GISを利用した集客圏分析」では、国勢調査小地域集計や町丁目の境界ファイルといった集客圏分析で使用するデータを講義するとともに、集客圏の市場規模を推定するための方法を学びます。一つは距離圏を集客圏とした方法であり、円バッファ生成・クリップ分析・面積按分法を用います。より精度の高い方法は、道路距離圏を集客圏としており、道路ネットワーク分析を応用します。

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サービスマネジメント概論

サービス方向性を考える。
サービスを変える、顧客満足度が変わる。

第三次産業が占める割合は先進諸国では60%を超えサービス業はこれからの成長の核になると期待されています。またサービスの重要性は自動車や電機といった製造業でも、サービス機能強化が顕著になっています。
本科目では、この理美容室の「サービス」について、戦略的ビジョンの設計や持続的成長を考えます。またサービス特有の仕組み(サービス・プロフィット・チェーン)を可視化し、経営戦略、マーケティング、財務諸表、人的資源管理、組織行動との関係性を紐解いていきます。またサービスが一般的に持つ特徴(無形性、変動性など)を加味しつつ、業態ごとの特性に応じたマネジメントのアプローチを考え、経営現場が直面している課題とその解決策について考察していきます。

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ブランディング理論

『自店』『自店のスタッフ』というブランドを
作りあげる為になにをすべきなのか。

美容室、大小のサロンが乱立する市場環境にあって、自社の独自性や差別化を意識した経営が重要なことは言うまでもありません。多くのサロンが「客単価の改善」「集客」「スタッフ教育」「メニューやサービスの充実」「店販の促進」に取り組むなか、そもそも「自分のブランドがどういうものなのか」の理解が出来ていないケースは少なくありません。またブランディングをベースにした日々の活動の理解も少ないと言えるでしょう。これではいつまでも経営は良くなりません。本講座では「ブランド経営」について基礎から実践まで学びます。まずは「ブランド」「ブランディング」という漠然とした概念・体系を明確に理解します。次に実際のサロンでのブランディング事例による具体的な方法論を紹介し、それをご自身のサロン経営にどのように活かすのかを検討します。講義のなかでは「エクササイズ」を交えながら他の参加者と交流し「講義のための講義」「机上の空論」にならない授業を行います。

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